小児肺炎、5日間抗菌薬治療は10日間治療と同等

市中肺炎患児281例（年齢中央値2.6歳、男児57.5％）を対象に、5日間の高用量アモキシシリン治療（介入群）の10日間の高用量アモキシシリン治療（対照群）に対して臨床的治癒率で非劣性を示すかを無作為化臨床試験で検討（SAFER試験）。主要評価項目は14-21日での臨床的治癒とした。 その結果、per-protocol解析で、介入群114例中101例（88.6％）、対照群109例中99例（90.8％）に臨床的治癒が認められた（リスク差－0.016、97.5％信頼限界－0.087）。intention-to-treat解析では、介入群126例中108例（85.7％）、対照群126例中106例（84.1％）に14-21日時の臨床的治癒が認められた（同0.023、－0.061）。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら...