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出生体重が成人期の2型DMリスクに関連

2021年3月30日  専門誌ピックアップ

英国バイオバンク研究に参加した39-70歳の糖尿病や主要心血管疾患のない成人18万1090例を対象に、インスリン様成長因子-1(IGF-1)と出生体重が2型糖尿病リスクに及ぼす交互作用を前向きコホート研究で検討。血清IGF-1値は化学発光免疫測定法で測定。出生体重は自己報告とし、出生体重を定義する遺伝子リスクスコア(GRS)も算出した。 その結果、平均追跡期間9.9年で、3299例が2型糖尿病を発症した。出生体重2.5kg以上の参加者で、IGF-1値に2型糖尿病リスクとの用量依存的な逆相関が認められたが(傾向のP<0.001)、この関連は出生体重2.5kg未満の参加者では有意ではなかった(交互作用のP=0.001)。出生体重のGRSとIGF-1値に交互作用は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...