半月板手術後の経過観察満足度、遠隔と対面で同等

関節鏡下半月板切除術および修復術を受けた18歳以上の患者122例を対象に、遠隔診療と診療所での術後経過観察で患者満足度を比較した。遠隔診療での経過観察に、カメラ内蔵デバイス（コンピュータ、タブレット、スマートフォン）と遠隔診療ソフトウェアを用いた。 その結果、患者背景と満足度スコアに有意差は見られなかった。2つの片側t検定から、診療所群と遠隔診療群の患者満足度が同等だということが示された（9.77±0.60 vs. 9.79±0.53、P＜0.001）。患者に診療所での経過観察と遠隔診療での経過観察どちらを好むかを尋ねたところ、自身が受けた方法を選んだ患者の割合は診療所群84.1％、遠隔診療群79.2％だった（P＝0.493）。合併症についても有意差は見られなかった（P＞0.05）。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投...