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重症患者は早期気管切開でリスク減

2021年4月1日  専門誌ピックアップ

重症患者の早期(7日以内)気管切開と晩期気管切開の人工呼吸器関連肺炎(VAP)および人工呼吸器使用日数との関連をメタ解析で比較。無作為化臨床試験17件(患者計3145例、平均年齢の範囲32.9-67.9歳)を解析対象とした。 ランダム効果モデルでの解析の結果、早期気管切開群は晩期気管切開群に比べVAP発生率が低く(オッズ比0.59、95%CI 0.35-0.99、患者1894例)、人工呼吸器離脱日数が多く(平均差1.74日、1243例)、集中治療室(ICU)入室日数が短かった(同-6.25日、2042例)。2445例から報告された死亡率は、両群同等だった(オッズ比0.66、0.38-1.15)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...