再発卵巣がん、2次腫瘍減量術でPFS改善
2021年4月3日
The Lancet Oncology
白金製剤感受性の再発上皮性卵巣がん患者357例を対象に、化学療法に先行する二次腫瘍減量手術の有効性を非盲検無作為化第III相試験で検討(SOC-1試験)。182例を二次腫瘍減量手術+化学療法(パクリタキセルまたはドセタキセルとカルボプラチンの併用)、175例を化学療法単独に割り付けた。追跡期間中央値は36.0カ月だった。 その結果、無増悪生存期間(PFS)中央値は手術群17.4カ月、非手術群11.9カ月だった(ハザード比0.58、95%CI 0.45-0.74、P<0.0001)。予定していた全生存の中間解析で、全生存期間中央値は手術群58.1カ月、非手術群53.9カ月だった(同0.82、0.57-1.19)。30日以内に手術群172例中9例(5%)にグレード3-4の手術合併症が発生した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメ...
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