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プライマリケア医師不足の緩和で地域住民の推定平均余命改善

2021年4月5日  Annals of Internal Medicine

2010-17年の米3104郡を対象に、プライマリケア医不足の緩和による地域住民の余命および死亡率の変化を一般化加法モデル、混合効果モデルおよび一般化推定方程式を用いて推計した。 その結果、2017年に人口3500人当たりの医師数が1人(閾値1:3500)未満の郡の住民は閾値1:3500以上の郡の住民に比べて、平均余命が310.9日短かった。医師の密度の低い郡(1218郡)で、医師の密度が閾値1:3500以上に増加すれば平均余命が22.4日(中央値19.4日)長くなることが予測された。医師の密度の低い郡全体でさらに必要となる医師数は1万7651人(1郡当たり約14.5人)と推計された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...