腰痛緩和にオステオパシーは有効か

非特異的な亜急性または慢性の腰痛患者を対象に、オステオパシー手技療法（osteopathic manipulative treatment：OMT）の腰痛特異的活動制限の緩和効果を並行群間単盲検シャム対照無作為化試験で検討。標準OMTと偽（シャム）OMTに200例ずつ割り付け、各群197例を解析対象とした。 その結果、試験開始前と3カ月時のQuebec Back Pain Disability Index（QBPDI）スコア（範囲0-100点）の平均値は標準OMT群31.5点、25.3点、偽OMT群27.2点、26.1点だった。3カ月時の腰痛特異的活動制限緩和（QBPDIスコアの平均低下量）は標準OMT群－4.7点、偽OMT群－1.3点だった（平均差－3.4、95％CI －6.0-－0.7、P＝0.01）。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください...