1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. スマートウォッチ用いた術前リハビリで身体状態改善

スマートウォッチ用いた術前リハビリで身体状態改善

2021年4月8日  Surgical Endoscopy

腹部がんの大手術を予定している患者22例を対象に、スマートウォッチを用いて在宅で運動、栄養、食生活の指導を受ける術前リハビリテーションの術前身体機能改善効果を単施設無作為化比較パイロット試験で検討。患者は手術まで2週間の介入を受けた。 その結果、1日当たりの中強度運動時間は術前リハビリ群25.1分、通常治療群13.1分(P=0.063)、高強度運動時間は36.1分、17.5分(P=0.022)だった。6分間歩行テスト距離の改善度は術前リハビリ群85.6m、通常治療群13.23mだった(P=0.014)。両群ともHospital Anxiety and Depression Score(HADS)に介入時からの変化は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...