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MDA達成の乾癬性関節炎、イキセキズマブ中止が再燃リスク

2021年4月9日  専門誌ピックアップ

非盲検下での36週間のイキセキズマブ治療後に最小疾患活動性(MDA)を連続3カ月間以上達成した乾癬性関節炎(PsA)患者158例を対象に、イキセキズマブ治療中止の影響を無作為化二重盲検治療中止試験で検討(SPIRIT-P3試験)。104週目まで治療を継続するグループと治療を中止する(プラセボ投与)グループに1対1の割合で無作為に割り付けた。 その結果、症状の再燃までの期間は、治療中止群(中央値22.3週、95%CI 16.1-28.3)の方が、治療継続群(中央値推定不能)よりも短く(P<0.0001)、再燃した患者の割合は、治療中止群85%、治療継続群38%だった。治療中止により再燃した患者の96%が、治療再開により再びMDAを達成し、再達成までの期間中央値は4.1週間だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこ...