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脱毛症に低用量経口ミノキシジルは安全か

2021年4月10日  専門誌ピックアップ

脱毛症患者1404例(平均年齢43歳、女性67.2%、男性32.8%)を対象に、3カ月以上の低用量経口ミノキシジル(LDOM)治療の安全性を後ろ向き多施設試験で検討。1065例でLDOMの用量を漸増したため、別の症例として計2469例を解析対象とした。 その結果、発生頻度の最も高かった有害事象は多毛症(15.1%)で、患者14例(0.5%)が治療中止に至った。全身性有害事象に頭のふらつき(1.7%)、体液貯留(1.3%)、頻脈(0.9%)、頭痛(0.4%)、眼窩周囲浮腫(0.3%)、不眠(0.2%)があり、29例(1.2%)が治療中止に至った。致命的有害事象は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...