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初発MI後の長時間労働で再発CHDリスク上昇

2021年4月10日  Journal of the American College of Cardiology

初発の心筋梗塞(MI)後に職場に復帰した患者で長時間労働と冠動脈心疾患(CHD)事象の再発リスク上昇との関連を前向きコホート研究で検討。カナダ・ケベック州の30施設で35-59歳の男女967例を登録した。職場復帰後6週間の平均労働時間で長時間労働を評価した。 平均追跡期間は5.9年で、205例にCHD事象が再発した。社会人口統計学的因子、生活習慣関連危険因子、臨床危険因子、職場環境因子、人格的因子で調整後、長時間労働(週55時間以上)の患者ではCHD事象再発リスクが上昇していた(週35-40時間の労働と比較したハザード比1.67、95%CI 1.10-2.53)。労働が週40時間を超えるとリスクが線形に上昇し、追跡期間の最初の4年以降に長時間労働が仕事上のストレスと結び付いた場合に影響が大きくなった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) ...