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COVID-19、発症した場合の検査希望率2割強、英調査

2021年4月11日  British Medical Journal

英国で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)大流行の最初の11カ月間に実施した検査、追跡、隔離の遵守率を横断的オンライン調査で検討。2020年3月2日から2021年1月27日の間に全国代表調査を37回実施し、16歳以上の対象者5万3880人から7万4697件の回答を得た(第37次までの各次調査の参加者は約2000人)。 その結果、参加者全体の51.5%(5万570人中2万6030人)にCOVID-19の主な症状(咳、高熱または発熱、嗅覚または味覚の消失)が確認され、最新調査(2021年1月25-27日)では50.8%(2007人中1019人)だった。期間調整後、症状が出た場合の完全自主隔離の自己報告の遵守率が全体で42.5%(1213人中515人)、最新調査で51.8%(83人中43人)、症状が出た場合の検査希望率がそれぞれ18.0%(3068人中552人)、22.2%(117人中26人)、濃厚接触の詳細を共有する意向が79.1%(4万5680人中3万6145人)、81.9%(1890人中1547人)だった。男性、若年齢、家庭内に扶養の子あり、社会経済的低水準、COVID-1...