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HARS変異陽性NHSCCにtipifarnibが有望

2021年4月13日  Journal of Clinical Oncology

HARS変異陽性再発または転移性の頭頸部扁平上皮がん(NHSCC)患者31例を対象に、ファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬tipifarnibの有効性を単群非盲検第II相試験で検討。HARS変異のアレル頻度(VAF)が20%以上の患者20例を主要評価項目に規定した客観的奏効率の解析対象とした。 その結果、客観的奏効率は55%だった。無増悪生存期間中央値はtipifarnibで5.6カ月、最後の前治療で3.6カ月だった。全生存期間中央値は15.4カ月だった。拡大アクセスプログラムの患者1例を除く30例で頻度の高かった治療下で発現した有害事象は、貧血(37%)およびリンパ球減少症(13%)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...