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外科医の燃え尽きに「無意識の差別」が関連

2021年4月13日  JAMA Surgery

外科医と麻酔科医588人(女性249人、人種・民族少数派367人)を対象に、性差別的および人種・民族差別的なマイクロアグレッション(非直接的または無意識の差別的発言・行動)の蔓延と特徴および燃え尽き症候群との関連をコホート研究で調査した。 データ解析の結果、女性医師245人が性差別的マイクロアグレッション、人種・民族少数派の医師299人が人種・民族差別的マイクロアグレッションを経験していた。燃え尽き症候群の有病率は47%で、女性医師(オッズ比1.60、95%CI 1.03-2.47、P=0.04)と人種・民族少数派の医師(同2.08、1.31-3.03、P=0.002)で高かった。性差別的および人種的・民族的マイクロアグレッションの複合経験がある女性医師は燃え尽き症候群を経験する確率が高かった(同2.05、1.14-3.69、P=0.02)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。...