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分娩誘発、カテーテルは6時間後抜去で出産までの時間短縮

2021年4月14日  American Journal of Obstetrics and Gynecology

シングルバルーンカテーテルとオキシトシンによる分娩誘発を実施した妊婦178例を対象に、カテーテルの計画抜去時間(6時間 vs. 12時間)による出産までの時間短縮効果を無作為化比較試験で評価。Bishopスコア6点未満、子宮頸管拡張2cm未満で、胎位頭位、単胎満期産の18-50歳の妊婦(未産婦および経産婦問わず)を対象とした。 その結果、カテーテル挿入から出産までの時間は、6時間群の方が12時間群よりも有意に短く(19.2時間 vs. 24.3時間、P=0.04)、24時間までに出産した女性の割合も6時間群の方が有意に高かった(67.4% vs. 47.4%、P<0.01)。カテーテル抜去時のBishopスコアおよび母親または新生児の2次転帰に差はなかった。帝王切開分娩を除外したCox比例ハザードモデルで、6時間群はカテーテル挿入から出産までの時間が有意に短かった(ハザード比0.67、P=0.02)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレン...