新型コロナ外出禁止令で米国民の体重増加

米国の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）初期流行時に45州で2020年3月19日から4月6日に発令した外出禁止令（SIP）後の住民の1日の歩数と体重変化を縦断的コホートで検討。全米37州とワシントンDC在住の269例（男性48.3％、白人77.0％）が参加し、スマートフォンアプリで体重測定値を報告した。 その結果、期間中に計7444回の体重測定値が報告され、参加者1例当たりの平均測定回数は28回だった。年齢データが得られた169例（62.8％）の平均年齢は51.9歳だった。地理的居住地域や併存疾患を問わず、SIP後は一定の体重増加が認められ、10日ごとに0.27kg（95％CI 0.17-0.38kg/10日、P＜0.001）増加し、これは毎月約1.5ポンド（約680ｇ）の体重増加に相当した。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。）...