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糖尿病診断後の女性で避妊法使用率が低下

2021年4月18日  専門誌ピックアップ

2000-14年の民間保険データに登録された非妊娠女性を対象に、糖尿病診断による避妊法使用への影響を後ろ向きマッチドコホート研究で検討。糖尿病の新規診断女性7万5355例と潜在的交絡因子でマッチさせた非診断女性750万例を解析対象とした。 その結果、診断後1年以内の避妊法使用率に増加は見られず、差分の差分法による推定値は0.4%(99.9%CI -2.1-2.9、P<0.001)だった。避妊法別の解析で、診断後1年間での使用率はエストロゲン含有避妊薬(差分の差分法による推定値-2.2%、-4.0--0.4)および避妊薬注射法(同-0.8%、-1.5--0.1)使用が低下し(P<0.001)、子宮内避妊具や皮下インプラントによる避妊法にも増加は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...