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SUD併発入院患者の付き添いサービスで再入院予防

2021年4月18日  Annals of Internal Medicine

物質使用障害(オピオイド、コカイン、アルコール)を併発した成人入院患者400例を対象に、再入院予防を目的とした医療機関内の付き添いサービス(NavSTAR)の有益性を無作為化試験で検討。NavSTAR群に退院後3カ月間の予防的管理、サービスの連携、動機付け支援などを実施し、通常治療群と比較した。主要評価項目は、退院後12カ月間での再入院とした。 その結果、1000人日当たりの再入院率はNavSTAR群6.05、通常治療群8.13(ハザード比0.74、95%CI 0.58-0.96、P=0.020)、1000人日当たりの救急受診率はそれぞれ17.66、27.85だった(同0.66、0.49-0.89、P=0.006)。NavSTAR群は、通常治療群よりも、退院後30日以内再入院の確率が低く(15.5% vs. 30.0%、P<0.001)、物質使用障害の集団治療を開始する確率が高かった(退院後3カ月以内の治療開始率50.3% vs. 35.3%、P=0.014)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿...