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前立腺がん検診、生検前MRI実施が有益性と費用対効果優る

2021年4月18日  専門誌ピックアップ

意思決定分析モデル(55-69歳英国男性448万人の仮想コホート)を用いて、年齢別およびリスク層別検診戦略を使用した前立腺がん検診プログラムでの生検前に実施するMRI検査の有益性、有害性および費用対効果を評価した。 その結果、生検を最初に用いる年齢別検診に比べると、MRI検査を最初に用いる年齢別検診で前立腺がん死が0.9%(1368件)、過剰診断が14.9%(1万2370件)、生検が33.8%(65万500件)減少した。質調整生存年獲得当たりの支払意思額閾値2万ポンド(2万6000ドル)および3万ポンド(3万9000ドル)で、10年絶対リスク閾値をそれぞれ8.5%および7.5%としたMRIを最初に用いるリスク層別化検診が最も費用対効果に優れていた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...