認知症予防に中年期の血圧コントロールが重要

英国バイオバンクに登録された22万9976人を対象に、Life’s Simple 7（LS7）で評価した中年期の心血管の健康状態と認知症発症リスクの関連を検討。平均追跡期間は9年だった。 縦断的コホート解析の結果、LS7の生物学的サブスコア（血圧、コレステロール値、血糖値）目標遵守に認知症発症リスク低下との関連が見られたが（スコア1ポイント増加当たりハザード比0.93、95％CI 0.89-0.96）、LS7の複合スコアおよび生活習慣サブスコア（喫煙習慣、BMI、食事、運動）には認知症発症との関連は見られなかった。メンデル無作為化解析で、遺伝的な血圧上昇があると認知症リスクが上昇した（1標準偏差増加当たりオッズ比1.31、1.05-1.60）。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...