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再発・難治性B-NHL、glofitamabがP1で高い活性示す

2021年4月19日  Journal of Clinical Oncology

複数の治療歴がある再発または難治性(R/R)B細胞性非ホジキンリンパ腫(B-NHL)患者171例(アグレッシブB-NHL患者74.3%)を対象に、B細胞上のCD20とT細胞上のCD3に対する二重特異性抗体glofitamabの安全性、薬物動態、最大耐用量を第I相試験で検討。毒性を抑制する目的で、glofitamab(0.005-30mg)初回投与の7日前、全例にオビヌツズマブ1000mgを投与した。 その結果、有害事象による治療中止率は2.9%だった。サイトカイン放出症候群(CRS)発生率は50.3%、そのうち3.5%がグレード3-4だった。2例(1.2%)に一過性のグレード3免疫エフェクター細胞関連の神経毒性症候群様症状が見られた。全奏効率は全用量で53.8%(完全奏効36.8%)、第II相試験推奨用量で65.7%(同57.1%)だった。完全奏効患者63例中53例(84.1%)が最長27.4カ月時も完全奏効を維持していた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Comm...