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世界の胆嚢・胆道がん発症率が18年間で上昇

2021年4月19日  専門誌ピックアップ

世界の疾病負担研究(GBD)2017のデータを基に、1990-2017年の195カ国および地域での胆嚢がん・胆道がん(GBTC)の世界、地域、国別の負担と危険因子を検証した。 2017年の世界のGBTC新規症例数は21万878例、死亡数は17万3974例、障害調整生存年(DALY)は348万3046だった。1990-2017年のGBTC罹患率、死亡率およびDALYがそれぞれ76%、65%、52%上昇した。社会人口指数の比較的高い地域では罹患率と死亡率が高かったが、年齢調整罹患率(ASIR)と年齢調整死亡率(ASDR)は大幅に低かった。21の地域および国でASDR、社会人口指数およびDALY間の非線形の関連が観察された。高BMIに起因するGBTCのASDRおよびDALYの割合はそれぞれ15.4%、16%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認くださ...