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COVID-19、退院後の在宅酸素療法で死亡率と再入院率低下

2021年4月21日  専門誌ピックアップ

米ロサンゼルスで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)成人患者621例(年齢中央値51歳、男性65.1%)を対象に、退院後に在宅酸素療法を用いた場合の30日後の全死亡率と原因を問わない再入院率を後ろ向きコホート研究で検討。酸素投与3L/分以上だが他に入院治療の適応がなく退院した患者に在宅酸素機器と教育資材を提供し、退院後12-18時間以内に看護師による電話による経過観察を実施した。 対象患者のうち149例(24.0%)が救急治療室からの退院、472例(76%)が入院診療からの退院だった。全死亡率は1.3%、30日後の再入院率は8.5%で、追跡期間中央値は26日だった。外来での死亡例はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...