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出産前後の強迫症は予想以上に多い

2021年4月22日  専門誌ピックアップ

カナダで、出産前後の強迫症(OCD)の有病率を縦断的研究で評価。妊婦または初産後の女性763例を対象に、妊娠後期から産後9カ月までの期間に3回、オンライン質問票および電話での聞き取り調査を実施し、DSM-5診断基準に基づいてOCDの状態を診断した。 その結果、重み付けデータによる産前の期間有病率は7.8%、産後の期間有病率は16.9%だった。産前の平均点有病率は2.9%、産後の平均点有病率は7.0%だった。点有病率は妊娠中および産後早期に徐々に上昇し、およそ産後8週目に9%に近いピークに達し、その後徐々に低下した。産後6カ月までの新規OCD診断の累積発生率は9%と推定された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...