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非増殖性糖尿病網膜症、アフリベルセプトで進行リスク抑制

2021年4月24日  JAMA Ophthalmology

米国およびカナダの64施設で、中心窩に及ぶ糖尿病黄斑浮腫(CI-DME)がない中等症ないし重症の非増殖性糖尿病網膜症(NPDR)患者328例399眼(平均年齢56歳、男性57.6%)を対象に、アフリベルセプト硝子体内投与の視力を脅かす合併症予防効果を無作為化臨床試験で検討した(DRCR Retina Network Protocol W試験)。 intention-to-treat解析の結果、視力低下を伴うCI-DMEまたは増殖性糖尿病網膜症(PDR)発症の2年累積確率はアフリベルセプト群16.3%、偽治療群43.5%だった(ハザード比0.32、97.5%CI 0.21-0.50、P<0.001)。ETDRS視力表で評価した視力のベースラインから2年時までの平均変化量はアフリベルセプト群-0.9文字、偽治療群-2.0文字だった(調整後平均差0.5文字、-1.0-1.9、P=0.47)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります...