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安定CAD男性患者、ED治療薬で死亡率低下

2021年4月25日  Journal of the American College of Cardiology

スウェーデンで、安定冠状動脈(CAD)疾患の男性患者を対象に、勃起障害(ED)治療薬2種の使用とその後の死亡率を比較。2006年から2013年の間にホスホジエステラーゼ5(PDE5)阻害薬とアルプロスタジルのいずれかを使用し、心筋梗塞(MI)または血行再建術の既往歴がある患者を対象とした。 その結果、平均5.8年の追跡で、PDE5阻害薬使用者1万6548例中2261例(14%)およびアルプロスタジル使用者1994例中521例(26%)が死亡した。PDE5阻害薬はアルプロスタジルに比べて、全死因死亡(ハザード比0.88、95%CI 0.79-0.98)、MI、心不全、心血管死、血行再建術のリスクが低下した。PDE5阻害薬処方数の第1(最低)五分位群に比べると、第3、第4、第5(最高)五分位群の全死因死亡率が低かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認...