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世界の全死亡の7.2%が運動不足に起因

2021年4月27日  専門誌ピックアップ

世界168カ国で、運動不足による疾病負担を調査。国別の有病率を基にした人口寄与リスク(PAR)を算出し、所得および地域による違いを検討した。 その結果、世界全体での運動不足の寄与割合は、全死亡7.2%、心血管死7.6%で、非感染性疾患では高血圧の1.6%から認知症の8.1%までが示された。人口寄与リスクは国の所得増加に応じて上昇し、高所得国は低所得国の2倍超だったが、人口規模を考慮すると運動不足に関連する全死亡の69%、心血管死の74%が中所得国で発生していた。地域差も確認され、人口寄与リスクが、ラテンアメリカ、カリブ海諸国、高所得の西洋およびアジア太平洋諸国では認められたが、オセアニア、東アジア、東南アジアでは負担が低かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...