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輸液セット7日ごと交換でもカテーテル関連血流感染増えず

2021年4月28日  Lancet

中心静脈アクセスデバイスおよび末梢動脈カテーテル使用患者2944例を対象に、カテーテル関連血流感染(CRBSI)予防のための輸液セットの交換頻度を評価者盲検無作為化比較試験で検討(RSVP試験)。1463例を7日に1回(介入群)、1481例を4日に1回(対照群)の輸液セット交換に割り付け、中心静脈アクセスデバイスで同等性、末梢動脈カテーテルで非劣性を検証した(いずれもマージン2%)。 その結果、CRBSI発生率は、中心静脈アクセスデバイスで介入群1.78%、対照群1.46%(絶対リスク差0.32%、95%CI -0.73-1.37)、末梢動脈カテーテルで介入群0.28%、対照群0%(同0.28%、-0.27-0.83)だった。治療関連有害事象は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...