1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. たこつぼ症候群リスクに扁桃体の活性が関連

たこつぼ症候群リスクに扁桃体の活性が関連

2021年4月30日  European Heart Journal

18F-FDG-PET/CT検査を受けた患者104例(86%に悪性腫瘍)を対象に、たこつぼ症候群(TTS)の発症に先行して扁桃体の活性が高まるため、扁桃体活性(AmygA)高値の患者が早期にTTSを発症するとの仮説を検証。41例がその後TTSを発症し、63例をマッチさせた対照とした(画像検査後の追跡期間中央値2.5年)。 その結果、TTSの危険因子で調整後、TTS発症患者は非発症患者に比べてベースラインのAmygAが高く(P=0.038)、AmygAにTTS発症リスクとの関連が認められた(標準化ハザード比1.643、95%CI 1.189-2.270、P=0.003)。TTS発症患者で、AmygA高値群(平均+1標準偏差超)は低値群に比べて、画像検査後の約2年早くTTSを発症した(P=0.028)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記...