白内障手術前の眼底検査、SS-OCT併用で黄斑病変検出能改善
白内障手術施行予定の患者364例(平均年齢73.59±9.26歳、男性172例)364眼を対象に、黄斑病変の検出を目的とした術前の細隙灯生体顕微鏡検査に中心窩の波長掃引型光干渉断層撮影(SS-OCT)を用いた生体計測を追加する意義を評価した。 眼底のスペクトラルドメイン撮影画像(SD-OCT)を参照基準とした解析の結果、黄斑病変診断の感度は眼底顕微鏡検査単独で36%、眼底顕微鏡検査+中心窩SS-OCTで63%、特異度は94%、72%、陽性的中率は79%、58%、陰性的中率は71%、76%となり、SS-OCT併用で診断能が有意に改善した(P=2.98-8)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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