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子宮膣上部切断術後の残存頸部切除は合併症率が高い

2021年5月4日  専門誌ピックアップ

2010-14年の全米入院患者サンプルのデータを用いて子宮膣上部切断術後に残存子宮頸部を切除した女性1140例を抽出し、残存子宮頸部切除術の適応および合併症率を後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、適応疾患は平滑筋腫(35%)が最も多く、脱出症(14%)が次に多かった。18%が悪性腫瘍で、子宮頸がん5.3%が含まれた。11.5%は腹腔鏡下での施行だった。全体の合併症率は38%と高く、特に出血性合併症(26%)と輸血(15%)の発生頻度が高かった。2番目に多く見られたのは消化管合併症(8%)で、イレウスが最も発生頻度の高い消化管合併症だった(7.0%)。入院期間中央値は2日だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...