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再TKA後のPJI診断にカルプロテクチンPOC検査が有用

2021年5月7日  The Journal of Bone & Joint Surgery

人工膝関節再置換術(再TKA)を施行した患者123例から採取した滑液検体を用いて、カルプロテクチンポイントオブケア(POC)検査の人工関節周囲感染症(PJI)診断能を検討。閾値50mg/L以上および40mg/L以上の2通りのPJI診断シナリオで検証した。 Musculoskeletal Infection Society(MSIS)基準で53例が細菌感染性(septic)、70例が無菌性(aseptic)再置換だった。カルプロテクチンPOC検査の性能は、閾値50mg/L以上で感度98.1%、特異度95.7%、陽性適中率94.5%、陰性適中率98.5%、受信者動作特性曲線下面積(AUC)0.969、閾値14mg/L以上で感度98.1%、特異度87.1%、陽性適中率85.2%、陰性適中率98.4%、AUC 0.926だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームを...