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HfrEFのダパグリフロジン、有効性と安全性に性差見られず

2021年5月10日  専門誌ピックアップ

駆出率が低下した心不全患者(HFrEF)4744例(女性1109例)を対象に、ダパグリフロジンの有効性と安全性の性差を第III相無作為化プラセボ対照試験(DAPA-HF試験)の事前指定下位集団解析で検討。主要評価項目は、心不全増悪(心不全による入院または静注療法を要する緊急受診)または心血管死の複合とした。 その結果、ダパグリフロジンによる心不全増悪イベントまたは心血管死のリスク低下は男女同等だった(ハザード比:男性0.73、95%CI 0.63-0.85、女性0.79、0.59-1.06、交互作用のP=0.67)。試験薬の投与中止および重篤な有害事象発生は、男女ともに、プラセボ群よりダパグリフロジン群の方が頻度が高くなることはなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...