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FAIの股関節鏡手術、術後mHHS早期改善で2年転帰良好

2021年5月10日  専門誌ピックアップ

大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)に対する初回股関節鏡手術施行患者173例を対象に、術後6カ月の患者報告転帰(PRO)の改善による2年時の患者が許容できる状態(patient acceptable symptomatic state:PASS)の達成予測能を後ろ向きレビューで検討した。 その結果、6カ月以内にハリス股関節スコア改良版(mHHS)の臨床的に意義のある最小変化量(MCID:8点に設定)を達成しなかった患者の2年時MCID達成率は52%(6カ月以内にMCIDを達成した患者では98%)、2年時PASS達成率は24%だった(同88%)。6カ月時のmHHS改善の閾値をMCIDとした場合の2年時PASS達成予測の感度と特異度は96%、47%、24点とした場合は81%、80%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメン...