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乳児細気管支炎の過剰治療、病院への介入で改善

2021年5月14日  JAMA Pediatrics

オーストラリアとニュージーランドの3次または2次小児病院を対象に、細気管支炎ガイドラインが推奨する治療(最初の24時間の治療での胸部X線、アルブテロール、グルココルチコイド、抗菌薬、エピネフリンの不使用)の普及を目的とした標的介入の効果を無作為化試験で検討。介入群(13施設)にクリニカルリード、ステークホルダー会議、指導者養成ワークショップ、標的とする教育の提供、その他の教育および販促資料、監査、フィードバックなどの介入を実施し、対照群(13施設)と比較した。細気管支炎で受診した乳児3727例(平均年齢:生後6カ月)のデータを評価に用いた。 その結果、ガイドラインが推奨する治療の遵守率は介入群85.1%、対照群73.0%だった(調整リスク比14.1%、95%CI 6.5-21.7%、P<0.001)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) ...