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25年間のコンタクトレンズ処方傾向を調査、英

2021年5月15日  専門誌ピックアップ

1996-2020年の英国でのコンタクトレンズ(CL)処方の傾向を検討。年1回の調査を実施し、25年間で検眼医またはCL検鏡士2671人、CL処方2万5575件(装用者:平均年齢35±15歳、女性64%)から得られた報告を分析した。 その結果、ハードレンズの新規処方率は22%から2%に低下した。シリコーンハイドロゲルレンズ処方は着実に増加し、2020年の処方率は80%だった。ソフトトーリックレンズ処方も徐々に増加して2020年には47%だった。1日使い捨てCL処方率は2020年には63%まで増加したが、オルソケラトロジーを除く連続装用レンズ処方率はなお非常に低かった。多目的CL洗浄液の処方率は極めて高くなり、過酸化水素などの滅菌システムはほとんど処方されなくなった。ハードレンズや1カ月交換ソフトレンズは主にCL常用者が、1日使い捨てソフトレンズは非常用者が主に用いていた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが...