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出生前オピオイド曝露がある乳児は死亡リスク高い

2021年5月16日  JAMA Pediatrics

米国でテキサス・メディケイド加入の母親(15-44歳)と在胎22-43週での出生児112万9032組を対象に、オピオイドへの出生前曝露歴がある乳児の死亡リスクを後ろ向きコホート研究で検討。乳児7207例にオピオイドへの出生前曝露歴があり、そのうち4238例が新生児オピオイド離脱症候群(NOWS)の診断を受けていた。 その結果、生産児1000例当たりの1歳未満死亡率は、オピオイド曝露児のNOWS診断なしオピオイド曝露群20、NOWS診断ありオピオイド曝露群11、オピオイド非曝露群6だった(P<0.001)。NOWS診断ありオピオイド曝露群の死亡率にオピオイド非曝露オピオイド曝露群との有意差は見られなかったが(調整後オッズ比0.82、95%CI 0.58-1.14)、NOWS診断なしオピオイド曝露群の死亡オッズはオピオイド非曝露群に比べ72%高かった(同1.72、1.25-2.37)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。ま...