MMの3剤併用+ダラツムマブ、MRD陰性達成率71%
新たに多発性骨髄腫(MM)の診断を受けた患者41例(年齢中央値59歳、女性61%、高リスクMM 49%)を対象に、カルフィルゾミブ+レナリドミド+デキサメタゾンの3剤併用療法に追加するダラツムマブの安全性および有効性を非無作為化臨床試験で検討(MANHATTAN試験)。追跡期間中央値は20.3カ月、主要評価項目は骨髄中の微小残存病変(MRD)陰性達成率とした。 その結果、主要評価項目のMRD陰性(検出感度10-5)達成率は71%で、試験は成功と見なされた。MRD陰性達成までの期間中央値は6サイクルだった。全生存率は100%、非常に良好な部分奏効または完全寛解の達成率は95%だった。追跡期間中央値11カ月時の1年無増悪生存率は98%、全生存率は100%だった。頻度の最も高かったグレード3-4有害事象は好中球減少症(27%)、発疹(9%)、肺感染症(7%)、アラニンアミノ基転移酵素値上昇(4%)で、死亡例は確認されなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Commun...
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