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認知症はCOVID-19による入院・死亡の危険因子

2021年5月25日  Alzheimer's & Dementia

英国バイオバンクの参加者で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査を受けた65歳超の地域居住者1万2863例(80歳以上1814例)を対象に、認知症がCOVID-19罹患、入院、死亡の危険因子となるかを検討した。 年齢で層別化した解析の結果、全認知症、アルツハイマー病(AD)、パーキンソン病(PD)にCOVID-19陽性診断との関連が認められ、認知症およびAD全体には80歳以上群でもなお関連が認められた。認知症、AD、PDはあらゆる原因による入院の危険因子ではなかったが、COVID-19患者の入院リスク上昇増加との関連が見られた。認知症およびADでCOVID-19関連死リスクが上昇し、認知症には80歳以上群での死亡リスク上昇との特異的な関連が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...