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メンタルヘルス受診後の自殺予測モデル、性能に人種差

2021年5月26日  JAMA Psychiatry

13歳以上の患者143万3543例のメンタルヘルス外来受診1398万570件を対象とした診断・予後研究で、来院後90日以内の自殺による死亡を予測するモデル2種(ロジスティック回帰とランダムフォレスト)の人種・民族による性能の差を検討した。 その結果、両モデルの曲線下面積(AUC)と感度は白人、ヒスパニック系、アジア系の患者で高く、黒人、アメリカインディアンおよびアラスカ先住民、人種・民族の記録のない患者で低かった。ロジスティック回帰モデルとランダムフォレストモデルのAUCはそれぞれ白人0.828(95%CI 0.815-0.840)、0.812(同0.800-0.826)に対して、人種・民族の記録なし0.640(同0.598-0.681)、0.676(同0.638-0.714)、アメリカインディアン・アラスカ先住民0.599(同0.513-0.686)、0.642(同0.579-0.710)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンス...