抗うつ薬漸減＋心理療法がうつ病再発予防に有効

うつ病寛解後に用いる抗うつ薬漸減中の心理的介入と抗うつ薬長期継続によるうつ病再発予防効果をメタ解析で比較。無作為化臨床試験4件から得た患者714例（平均年齢49.2歳、女性73.1％）の個別データを解析した。 その結果、抗うつ薬漸減中の心理的介入の実施と抗うつ薬単独療法で、再発までの期間に有意差は認められなかった（ハザード比0.86、95％CI 0.60-1.23）。発症時若年齢（同0.98、0.97-0.99）、寛解持続期間短期（同0.99、0.98-1.00）、ベースラインの残存うつ病症状重度（同1.07、1.04-1.10）で全体の再発リスクが高かった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...