COVID-19既感染の透析患者、7割以上が抗体6カ月維持
2021年5月30日
Annals of Internal Medicine
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)血清陽性の透析患者で受容体結合ドメイン(RBD)IgGの持続性を前向きに評価。2020年7月時点でSARS-CoV-2感染が確定した透析患者2215例を対象とした。 その結果、2063例(93%)に検出可能な反応(IgG指標値1以上)を確認した。そのうち1323例(60%)が7月の応答指標値が高く(IgG≧10)、1003例(76%)では高値が持続した。調整後の指標中央値は緩徐だが持続的に低下した(7月で21、12月で13、P<0.001)。年齢層、性別、人種・民族、糖尿病の有無による応答曲線に変化はなかった。検出可能な応答がなかった患者(137例)は白人、若年(18-44歳)または高齢(80歳以上)の傾向にあり、糖尿病と低アルブミン血症が少なかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事への...
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