1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 膝痛患者で疼痛消失の関連因子を特定

膝痛患者で疼痛消失の関連因子を特定

2021年5月31日  専門誌ピックアップ

膝痛がある変形性膝関節症(膝OA)患者または膝OAリスク保有者1304例を対象に、後の膝痛消失率とその関連因子を縦断的コホート研究で検討(MOST試験)。特に運動タイプに着目して解析した。 その結果、30カ月時および60カ月時の膝痛消失報告率は20.3%だった。BMI低値および大腿四頭筋の筋力高値で膝痛消失オッズが上昇したが、身体活動全体ではオッズは上昇しなかった。身体活動のうち、ウォーキングで膝痛消失オッズが低下したが(調整後オッズ比0.86、95%CI 0.76-0.98)、ガーデニング(同1.59、1.16-2.18)および中強度の娯楽目的の身体活動(同1.24、1.05-1.46)でオッズが上昇した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...