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前立腺がん全摘、病院の症例数が多いほど転帰良好

2021年5月31日  European Urology

根治的前立腺全摘除術を施行した非転移性前立腺がん患者を対象とした後ろ向き比較試験60件の系統的レビューを実施し、外科医や病院の手術症例数と術後の腫瘍学的および非腫瘍学的転帰との関連を検討した。 その結果、概して、外科医および病院の手術症例数が多いと死亡率、切除断端陽性(PSM)率、術後補助療法または救済療法実施率、周術期合併症率が低かった。転帰の分岐点となる病院の手術症例数の閾値(中央値)は1年当たり86件(四分位範囲35-100)だった。この閾値を上回ると、手術症例数が多いほど転帰(特にPSM率)が良くなった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...