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早期舌がん、CD163+マクロファージで予後予測

2021年6月2日  The Laryngoscope

治療歴が手術1回のみの早期舌扁平上皮がん(SCC)患者62例の検体を用いて、腫瘍浸潤リンパ球(TIL)の予後予測能とTILサブタイプ+中等度ないし高グレードの簇出(budding)スコアの潜在性頸部転移予測能を後ろ向き試験で検討。CD4+、CD8+、FoxP3+、CD45RO+T細胞およびCD163+マクロファージの数を腫瘍の実質および間質と浸潤マージンの辺縁間質の2領域で計数した。 多変量解析の結果、腫瘍のCD163+マクロファージ高値が局所制御(regional control)不良および無病生存期間不良の予測因子だった。Log-rank検定で、腫瘍のCD163+マクロファージが高値で簇出スコアが中等度ないし高グレードの患者に関する予後が不良だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...