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放射線抵抗性前立腺がん、凍結療法の10年OSは77%

2021年6月3日  The Journal of Urology

限局性の放射線抵抗性前立腺がん(RRPCa)に対する救済凍結療法を実施している患者268例の長期転帰を検討した。 中央値10.3年の追跡で、合併症が223件記録され、このうち168件がClavien分類グレードI-II、55件がグレードIIIだった。10年時、69%がアンドロゲン除去療法(ADT)を実施しておらず、76%に去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)がなかった。10年疾患特異的生存(DSS)率は81%、10年全生存(OS)率は77%だった。サルベージ療法実施前の前立腺特異抗原値が10ng/mL超でCRPC発症およびADT開始のリスクが上昇したが、DSSやOSとの関連は認められなかった。術前ADTでOSとDSSが改善したが、CRPCや術後ADT非実施との関連は認められなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿は...