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小児の外傷性白内障、水晶体切除後の眼合併症率高い

2021年6月4日  JAMA Ophthalmology

外傷性白内障に対する水晶体切除術施行後15カ月以内に小児眼科診療所33施設を受診した小児患者72例(手術時年齢中央値7.3歳、男児64%)74眼を対象に、術後の視力および合併症発生状況をコホート研究で検討した。 眼内レンズ留置率は77%で、3歳以上の患児の最高矯正視力(BCVA)中央値は無水晶体眼群(6眼)で20/250、偽水晶体眼群(26眼)で20/63だった。後嚢切開なしの偽水晶体眼27眼中18眼に視軸混濁が見られた(15カ月時累積発生率77%)。眼位データが得られた64例中23例に斜視が認められ(同43%)、そのうち14例(61%)に外斜視が確認された。緑内障の累積発生率は6%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...