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加糖飲料摂取で若年女性の大腸がんリスク上昇

2021年6月4日  専門誌ピックアップ

看護師健康調査II(Nurses’ Health Study II、1991-2015年)で食物摂取頻度調査票の加糖飲料摂取状況を回答した女性9万5464例を対象に、成人期および思春期の加糖飲料摂取と若年性大腸がんの関連性を前向きに検討した。 その結果、成人期の加糖飲料の摂取頻度が1日2杯以上では、週1杯未満の人と比較して若年性大腸がんの発症リスクが倍増し(相対リスク2.18、95%CI 1.10-4.35、P trend=0.02)、1日1杯増加当たり発症リスクが16%上昇した(同1.16、1.00-1.36)。13-18歳では1日1杯増加当たり発症リスクが32%上昇した(同1.32、1.00-1.75)。成人期の加糖飲料の摂取を人工甘味料入り飲料、コーヒー、低脂肪乳または全乳に置き換えると、発症リスクは17-36%低下した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フ...