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閉経女性のTKA、ビタミンD欠乏が機能転帰に悪影響

2021年6月6日  専門誌ピックアップ

初回人工膝関節全置換術(TKA)を受けた閉経後女性226例を対象に、術前の血中25ヒドロキシビタミンD濃度が術後早期の機能転帰に及ぼす影響および中等度ないし重度膝痛の危険因子を検討。被験者をビタミンD充足(30ng/mL以上)とビタミンD欠乏(30ng/mL未満)の2群に分けて比較した。 その結果、術後のWOMACスコアはビタミンD充足群15.3±0.7点、ビタミンD欠乏群15.6±0.7点と有意差が見られたが(P=0.02)、術後の視覚的アナログ尺度および膝関節学会スコアには有意差はなかった(P>0.05)。術後早期の中等度ないし重度膝痛の発生率は16.4%で、ビタミンD欠乏、喫煙、BMI高値が潜在的危険因子だった(P<0.05)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...