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糖尿病網膜症の硝子体出血、治療前の視力が転帰に影響

2021年6月7日  JAMA Ophthalmology

DRCR Retina Network医療機関39施設で、増殖性糖尿病網膜症(PDR)による硝子体出血が見られる205眼(男性56%、平均年齢57歳)を対象に実施した無作為化臨床試験の事後解析で、初回治療に用いるアフリベルセプト硝子体内投与と汎網膜光凝固術を伴う硝子体切除術後の転帰を比較した。 その結果、ベースラインの視が20/32-20/160だった89眼(47眼にアフリベルセプト、そのうち4眼に硝子体切除術、42例に硝子体切除術、そのうち3例にアフリベルセプト投与)で、24週時視力文字スコアの調整後平均差は-4.3、20/800未満だった59眼()で-16.7だった(交互作用のP=0.02)。全コホートの解析で、初発硝子体出血の消失までの期間中央値はアフリベルセプト群36週、硝子体切除術群4週だった(差32週、P<0.001)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投...